hatikuro5: 2008年3月アーカイブ


自動車保険とは?

自動車保険とは、文字どおり、「自動車に関するアクシデントを想定した保険」のことです。

では、そもそも「保険」とは何なのでしょうか?

これは、古くからあった地域内・グループ内での相互扶助のシステムを大規模にしたものと考えてよいと思います。

とあるグループ内で、メンバー全員で定期的に少しずつお金を積みたてることによって、グループ内の誰かがアクシデントに見舞われ、お金が必要となったときに、積立金によりそれを補おうという考え方が「保険」なのです。

このことを自動車保険に置きかえると、“自動車ユーザー”であるメンバーが、月々の積立によって自分も含めたグループ内ユーザーのアクシデントに備える、というかたちになります。

自動車保険会社とは?

世の中にはさまざまな保険がありますが、特に自動車では、事故が起こったときに多額の出費になるケースが多くあります。その事態に備えるためには財源も大量に確保する必要がありますが、個人ではそれが実現できないのが現状です。

自動車保険会社では、それら出資するメンバー集めや、資金の徴収・支払などを代行・仲介することで利益を得ようとするものです。

事業として大規模におこなうことで、ユーザー側では、

○一人あたりの出資を少なくできる
○いざというときに豊富な財源に頼ることができる
○加入や支払いのときに手続きを代行してもらえる


などのメリットがあります。

自賠責保険とのちがい

【1】強制加入か自由加入か

自動車保険には、“任意保険”と“自賠責保険”とがあります。

この2つの一番の大きなちがいは、法律で加入が強制されているかどうかでしょう。

自賠責保険は強制保険とも呼ばれ、公道を走る自動車のユーザーは全員加入しなくてはならないことになっており、自賠責の期限がきれているのも“未加入”とみなされます。

自賠責保険未加入による罰則は以下のとおりです。

○6ヶ月以上、1年以下の懲役。または50万円以下の罰金
○道路交通法違反による加点6点で免許停止処分
また、自賠責保険は保険証書をつねに自動車に載せておく必要があり、不携帯による罰則もあります。
○自賠責保険証の不携帯・・・30万円以下の罰金
自賠責保険に入っているだけでは安心できません。上記のような罰則を受けることのないよう、気をつけましょう。

いっぽう、任意保険はユーザーの自由加入です。任意保険に加入していないから、また、保険証を携帯していないからといって、法的な罰則はありません。

しかし、いざというときに自賠責保険だけでは足りないケースが半分以上ですので、しっかり加入し、保険証もつねに車に載せておくことが大切です。

【2】限度額などのちがい

自賠責保険の支払限度額は以下のとおりです。

○死亡時の補償金額・・・最高3000万円まで
○後遺障害・・・3000~4000万円まで
○ケガなど・・・120万円まで

自賠責保険では、一回の事故で複数被害者がいる場合でも、それぞれの被害者に限度額までの支払いが可能であり、また、期間内に何回利用しても支払い額を減額されることはありません。

しかし、自賠責保険は人身事故のみの補償になり、自動車車両そのものや、その他物損などの損害にたいしては適用されません。

これに比べて任意保険は、まず、限度額を自分で決めて選ぶことができます。各自動車保険会社さまざまなプランがありますが、国が最高限度を定めているわけではありませんので、支払い上限はないと言っても過言ではないでしょう。

また、人身以外の、車両やその他物損などについても幅広く保険商品があり、それぞれ加入してさえいれば、自動車で起こりうるアクシデントのほぼすべてに補償を効かせることができるのです。


自賠責保険だけでは足りない?

自動車の自賠責保険では、対人補償として


○死亡・・・3000万円まで

○後遺障害・・・3000~4000万円まで

○ケガなど・・・120万円まで

といった支払いが可能です。

「最高3000~4000万円まで出るなら充分じゃないか」と考える人もいるかもしれません。しかし、とある統計によると、とくに死亡事故においては、自賠責保険の限度額である3000万円を超える金額を請求されるケースが半分以上になるとの報告もあります。

どんなに安全運転を心がけていても、自分がその加害者になる場合が絶対にないとは言いきれません。万が一のケースに備えようとすると、自賠責保険だけでは足りないという現状が半数以上だということです。また、ケガにたいしても補償は少なく、最高120万円というのは心もとないケースが大半です。

加えて、自賠責保険は対人事故のみの補償です。事故が起こったときには相手だけではなく、運転者自身や車などに関しても損害が生じていることが多いのですが、それらについては適用外となっています。

自賠責保険は国の強制のもと大切な保険とはいえ、それだけでは補えない損害もたくさんあります。自動車の任意保険は事故の相手だけではなく、ユーザー自身やユーザーの家族などを損害から守るためのものでもあるのです。

あらゆるケースを考え、任意保険に加入しておくことは重要です。


自動車保険の種類

それでは、任意保険にはどのようなものがあるのでしょうか。

各自動車保険会社によってさまざまな呼び名がつけられて(または、特約として扱われて)いますが、おもな内容は以下のとおりです。

○対人賠償保険・・・・・事故によって他人を死傷させてしまい、賠償責任を負うことになった場合の補償です。自賠責保険の限度額を超えて支払い額が生じた場合に、その超過分を補います。
○対物賠償保険・・・・・事故によって他人の財物に損害をあたえ、賠償責任を負ったときの補償をします。
○搭乗者傷害保険・・・・事故により、同乗者が死傷してしまった場合の保険です。
○人身傷害補償保険・・・事故時、ユーザーの過失程度にかかわらず契約限度額まで補償してくれる。保険の対象範囲も広く、ユーザーとその家族が、車(契約車または他の車)にのっていて遭遇した事故、さらに歩行中に遭遇した事故にも対応。「完全補償タイプ」などの保険では、この“人身傷害補償保険”がセットに含まれています。
○自損事故保険・・・・・運転者自身が、自分の責任で起こした単独事故で死傷したときに補償されます。
○無保険車損害保険・・・事故の際、相手側が保険に入っていない、または保険に入っているか特定できないなどの状況下で、自分や同乗者が、死亡またはケガなどを負った場合の補償です。
○車両保険・・・・・・・自分の車が壊れた・壊されたなどのときに補償する内容です。他人との事故・単独事故・火災・台風・盗難など、さまざまなケースが考えられますが、保険会社により補償範囲がわけられており、必要である補償の範囲を選ぶことができます。


最低限入っておくべき自動車保険は?

上記でご紹介した種類の自動車保険(特約)にすべて加入しておかなくてはならないわけではありません。

しかし、「対人賠償保険」「対物賠償保険」「搭乗者傷害保険」の3つについては最低限加入しておいたほうがよいでしょう。もっとも利用の可能性が高いものだからです。

「車両保険」などは加入しない人も多いのが現状ですが、運転初心者や高級車のユーザーなどは加入されたほうがよいでしょう。

また、必要な保険をパックにした自動車保険商品も各企業で用意されており、内容や契約対象などで「SAP」・「PAP」・「BAP」などと分かれています(保険会社オリジナルの名前がついていることもあります)。


自動車保険料、できるなら安くしたいけれど…

一般的に、やはり保険料は安くすませたいものですが、安さだけを重視して、いざというとき必要な補償を受けられないのでは意味がありません。

先述の「自動車保険の種類」では、おおよその補償内容をご紹介しましたが、各自動車保険会社によって補償の内容がこまかく違ってくることがあります。

必要な補償がきちんと受けられる内容かどうか、確かめて加入しましょう。


CMでもおなじみの自動車保険商品

現在、自動車保険を扱っている会社はさまざまです。各メディアの広告などで、色とりどりの保険会社が自社商品を打ち出しているようす、目にするユーザーも多いことでしょう。

保険会社の数が多くなれば、その商品やサービス内容などの選択肢が増えることにつながりますので、ユーザーとしては嬉しいものです。

さて、いつからこのような競争の激化が始まったのでしょうか?


はじまりは自動車保険の完全自由化

それまでの自動車保険は、じつは“自動車保険料率算定会”というところがデータから保険料を算出し、保険会社ではその保険料を使うよう、法律で義務づけられていました。

しかし、日米保険協議のすえ1998年に自動車保険が完全自由化され、このことにより多くの外資系保険会社が日本に参入してきたのです。

現在でも損害保険率算出機構(元・自動車保険料率算定会)というところが参考データとして保険料率を出していますが、各社競合が激しくなった今、ユーザーの支払う保険料は保険会社選びで大きく幅がでています。

あなたの保険、見直しは必要ありませんか?


リスク細分という考え方

外資系自動車保険が持ちこんだ考え方に“リスク細分”というものがあります。

これはつまり“リスク”=“危険率”を細分化して、リスクの少ない契約者にはそのぶん保険料を割引します、という考え方なのです。

細分項目には、次のようなものがあります。

○運転歴・・・・・・・・・・運転者の事故歴の有無、また運転経験年数など。 ○年齢、性別、居住地域・・・運転者のおおまかなプロフィール、運転の環境など。 ○安全装置の有無・・・・・・エアバッグ、ABS、盗難防止装置など。 ○使用目的・・・・・・・・・営業用か、自家用か。 ○種別・・・・・・・・・・・乗用自動車、貨物自動車、軽自動車などの種別。 ○使用状況・・・・・・・・・年間の走行距離。 ○所有台数・・・車を複数所有しているかどうか。また、所有しているとしたら何台か。

リスク細分型自動車保険では、これら各項目において、そのユーザーがどれだけのリスクをはらんでいるのか、事前に取られたデータによって判断されます。

たとえば、運転歴で事故を何回も起こしている人はまた事故を起こす可能性が高いと推測され、リスクが高いことになります。また、男性より女性のほうが事故を起こさない、というデータがあれば、女性はリスクが低いということになります。

リスクが低ければ、補償金の支払いも発生する可能性が低いということで、保険料自体を安くしてもらえるのです。

このリスク細分の適用項目などは各社違いがあることがありますが、データをもとに保険料に反映させる考え方は、ユーザーにとっても保険会社にとっても合理的です。


リスク細分型自動車保険か、セット保険か?

こうした細かな項目にいちいち目を通すのは面倒だ、という人もいることでしょう。

しかし、ひとつひとつ検討していくと、それほど難しいものではありません。現在、このリスク細分型の自動車保険は外資系だけでなく多くの保険会社が採用しています。なにより、保険料が安くなる可能性があるのが魅力ですので、興味のあるひとはぜひ検討してみてください。

一方、やはり難しいものは避けたい、と言う人のために、おもな内容が一まとめにセットされた自動車保険商品もたくさんあります。

どういった保険にするかは、ユーザーの判断でしょう。

保険選びの決め手はなに?

外資・国内ふくめて自動車保険各社、それぞれ差別化をはかった保険内容・サービス内容を打ちだしています。その多様化はめざましいもので、一体どれにしたらいいのか分からなくなってしまう人も多いことでしょう。

ここで決め手になるのは、やはりユーザーのカーライフがどのようなものなのか、ということです。

各社が打ち出す方向性とユーザーのカーライフがマッチしている保険こそが理想ですね。

そのためには、ひとつの自動車保険会社にこだわらず、なるべくたくさんの自動車保険を比較検討してみることが大切なのです。


自動車保険、見積もりのすすめ

自動車保険の見積もりは、基本的に各社“無料”ですし、もちろん見積もり依頼をしたからといって加入しなくてはならないわけではありません。

現在は、以前とくらべて自動車保険会社が増え、保険内容もより豊富になり、またこの傾向はこれからも続くことと思われます。ユーザーにとって自動車保険の見直しをすることは、そのたびにピッタリな保険をみつけるチャンスだといえるのです。

「めんどうだから」と、更新ハガキがきたらそのまま更新をする人が意外に多いのですが、ちょっとした手間をかけるだけで、あなたの保険料は、もっと安くなるかもしれません。


見積もりするタイミングは?

基本的には、契約中の保険の満期が近くなり、更新を考えるころでしょう。

満期を過ぎてタイミングが遅いと契約を断られる可能性がありますし、早すぎても見積もりを受けられないことがあります。

保険更新時は満期の2~3ヶ月前がもっともよいタイミングとされています。

他に考えられるのは新しい車の購入時です。つぎの2つのケースがあるでしょう。

○初めて車を買う人・・・見積もりの際には車検証を見ながらが理想なのですが、納車待ちなどの理由で手元にないときは、最低限「型式・排気量・初度登録年月・形状」を販売店などに確認しておきましょう。
○車を買い替えた場合・・・こちらも、基本は車検証を参考にしながらの見積もり依頼がスムーズです。しかし手元に車検証がない場合は、最低限「型式・排気量・初度登録年月・形状」を販売店などに確認しておいてください。ただ、契約中である保険の満期と納車予定日が大きくズレている場合、タイミングが早すぎて新保険の見積もりを受けてもらえないことがあります。

見積もりはどこでできる?

自動車保険の見積もりをとる方法はいくつかありますが、主に2通りでしょうか。

各保険会社に直接見積もりを依頼する方法

電話、または各保険会社のインターネットサイトにある見積もり申込フォームに記入します。

メリットとしては、とくに電話でオペレーターとやりとりしながら見積もりをしてもらう場合、細かいところまで詳しく聞くことができますので、より詳細な見積もりを取ることができます。

逆に、1社1社を個別にあたらなくてはなりませんので、他社の保険と比較検討するのに時間がかかることがデメリットです。

インターネットの“自動車保険・無料一括見積もりサイト”を利用する方法

無料一括見積もりサイトでは、内容を記入するとそのサイトに登録している保険会社に一斉に見積もりを依頼することができます。

メリットは何といっても複数社の自動車保険の比較が簡単にできることでしょう。

しかし、出される金額はあくまで概算であるため、実際に契約するときには若干差がでてくることがあります。気になる保険会社をいくつかピックアップした上で、それぞれ詳細に見積もりを依頼しましょう。


見積もり時に必要なもの

自動車保険の見積もりで必要なものは以下のとおりです。

○免許証・・・免許を取得した日付(=運転歴)を報告するとき参考にします。
○車検証・・・保険に加入する車両の詳細(車種など)を報告するとき参考にします。
○契約中の自動車保険証書・・・契約中の任意自動車保険証書です。現在の契約内容を報告するのに参考にします。


見積もりができない?

以下のような例は、インターネット経由の見積もりが利用できないことがあります。

○過去1年に、保険会社から保険契約を解除させられた人
○過去2年以内に“特別危険保険料適用通知書”を受けとった人
○キャンピングカーや、特殊な用途の自動車(8ナンバー)
○貨物車(1ナンバー)、自家用で貨物を有償で運搬している車、危険物を運搬・牽引している車
○福祉車両、一部の旧年式モデルなど
○改造車、ラリーやレースに使用する車
○現在車を所有していないが、購入計画もない人など

なお、インターネットで見積もりが取れなくとも、電話による問い合わせは受けてくれることがあります。また、各社規定に違いがあることがありますので、各サイト「取り扱い範囲」の項目をチェックしましょう。


等級制度とは?

自動車保険における等級制度とは、ひらたく言えば「優良ドライバーである人ほど、保険料が割引になる」というものです。

新規契約の時点では6等級からはじまり、その後1年間無事故ですごせば7等級、つぎの1年も無事故ならば8等級……というように、1年ごとに等級が1つずつアップします。

無事故の年数によって、保険料は最大60%割引になります。

また、すでに11等級以上で契約している人が車を買い足すなどして新規に契約をするときは、スタートが7等級から始められます。


事故と等級ダウン

しかし、事故を起こすと1回につき3等級ダウンしてしまいます。

等級がダウンしたら割引率も下がることになりますので、翌年からの保険料が高くなります。下がった等級を元どおり上げるには最低3年の無事故運転期間が必要です。

ですので、起こした事故が軽いもののときには、安易に保険をつかわず、3年間の保険料増加分と事故に適用される保険金額とを比べてみましょう。事故処理にかかる金額を自己負担したほうが安いケースもあります。


フリート・ノンフリートとは?

自動車保険ではフリート・ノンフリートという言葉をよくみかけます。

これは「10台以上の契約(フリート)か、9台以下の契約(ノンフリート)か」という意味で、つまり10台以上一括契約の割引対象か否か、ということです。

通常、個人契約ではほとんどがノンフリートにあてはまるでしょう。また、ノンフリートでも“セカンドカー割引”などの複数台割引が存在します。

フリートとはちなみに、本来“船団・艦隊”などという意味です。転じて“所有する全自動車”などを意味しています。


保険会社をまたいだ等級の引継ぎ

自動車保険での等級とは、そのドライバーの優良度をしめすものです。

リスクの目安になるため、他の保険会社と契約するときにも等級は保険会社間でやりとりされ、引き継がれることになっています。

しかし、契約中の保険の満期日から1週間以内に、同内容の契約更新(または保険会社を変更した新しい契約)が開始できない場合、“新規契約”という扱いになり、等級がスタート時の6等級になります。

それまでに等級がアップしていた人は、無事故によって培った保険料の割引率がダウンすることになってしまいますので、契約手続きは早めに済ませましょう。

また、事故を起こして5等級以下になっている人は、13ヶ月間はその履歴が引き継がれます。これを逆手にとると、契約満期から13ヶ月間のあいだ自動車任意保険に入らなければ、新規契約で再び6等級からスタートできることになりますが、13ヶ月もの間任意保険なしで運転するのは大変危険であり、現実味がない対処のように思われます。

いずれにしろ、事故を起こさないことが大切ですね。


家族間などでの等級の引継ぎ

自動車保険の契約者変更をする際に、おなじ保険会社であれば上下した等級を引き継ぐことができます。引き継ぎ条件は、保険会社により異なることがありますが、おおよそ、「契約者の配偶者間、または同居する親族間」にかぎり可能です。


等級プロテクト特約とは

事故を起こして保険金をつかっても、契約中一回にかぎり、等級が据え置きになるという特約です。ノンフリート7等級以上の契約者しかつけられないなど、保険会社によって付帯条件が違ってきますので確認しましょう(この特約を扱っていない会社も多くあります)。


ノーカウント事故・等級据え置き事故って?

「ノーカウント事故」とは、その名のとおり、「事故にカウントされない事故」のことをさします。つまり、事故を起こして保険金を請求しても等級にかかわらないのです。

・人身傷害保険事故
・搭乗者傷害保険事故
・無保険車障害特約事故
・ファミリー障害特約事故

基本的に、上記の保険・特約のみで保険金を請求するような事故は、等級が下がりません。
その後、カウントされるような事故を起こさなければ、翌年は等級が上がります。

また、「等級据え置き事故」というものもあります。以下のようなものが該当します。

・火災、爆発
・台風、落下物などによる損害
・落書きなど

こちらは、事故を起こして保険金を請求したとき、翌年の等級は下がりませんが、同じ等級に据え置きになります。

しかし、ノーカウント事故・等級据え置き事故ともに、自動車保険会社によって解釈がちがうことがありますので、注意しましょう。

自動車保険・等級ダウンのタイミング

事故を起こすと、すぐさま「等級が下がってしまう!」ということを思い浮かべがちですが、事故を起こせばすぐに等級が下がるわけではありません。正確にいうと等級が下がるのは「カウント事故で保険金を請求したとき」です。

つまり、保険金がいくら使えるか調べてもらうような段階では、等級のアップダウンは起こらないのです。

「ノーカウント事故」や「等級据え置き事故」として扱われるかもしれない事故で保険金をもらいそびれてしまうことのないよう、まずは保険会社に連絡するのが肝心です。


いまや自動車保険は、“ただ加入する”のではなく、“ユーザーがつくる”時代です。保険商品の細分化がすすみ、ユーザーのカーライフに合わせてカスタマイズできるのが昨今の自動車保険。

そこで、何をもっとも重視したいのかを考えてみましょう。

大きく2通り、「保険料の安さ」か「補償内容やサービスの手厚さ」か、です。


自動車保険料、安さを重視するなら!

安さ重視の自動車保険選びには、以下のようなカーライフの人にオススメです。

・そもそも、あまり車に乗らない。車に乗るのは週に1~2回ほど。
・1回の移動距離が短い。また移動の道のりも決まっている。
・車を使う地域は、交通量が少ない。道路が複雑に入組んでいるような市街地は走らない。
・その車を運転する人は必ず決まっている。
・車そのものはあまり高価でない(車両補償をつけなくていい)。
・運転に慣れていて、過去に事故を起こしたことがない。
・自動車保険はよく知っているので、代理店は必要ない。

こうした、事故リスクが極めて少ないタイプの人にオススメなのは、なんといってもダイレクト(直販)系保険会社の“リスク細分型保険”です。

条件が細かく設定されており、年齢・使用頻度・走行距離などが条件に合えば、保険料がグッと安くなる可能性があります。

ただ、保険料が安くなる条件は各保険会社によって違いがありますので、場合によってはリスク細分型自動車保険ですと割高になってしまうこともあります。

しかし、安さを重視したいとはいえ、「大切なのはいざというときの補償である」ということも考えておきましょう。

充分な補償をつけたなかで、もっとも安い自動車保険を探すには、“自動車保険一括見積もりサイト”の利用がオススメです。

情報を入力すると、いちどに複数の保険会社へ見積もり請求ができます。結果はメールなどで届きますので、補償内容を比較検討しながら、もっとも安い自動車保険を探すことができます。


自動車保険は、補償やサービスの手厚さ重視!

補償内容やサービスを重視したいカーライフには次のようなものがあげられます。

・通勤や通学など、毎日のように車にのる。
・移動距離は長いほうだ。または、普段は短いが、ときには遠出もする。
・走行する地域は交通量が多い。道路がいりくんだ市街地である。
・その車を、家族など複数の人が運転する可能性がある。
・高級車、または希少価値がある車にのっている。
・運転初心者、また、運転に自信がない人など。
・自動車保険はあまり詳しくないので、代理店を通して契約したい。

自動車保険の基本である“対人賠償保険”“対物賠償保険”“搭乗者傷害保険”の3つのほか、万が一のことを考えて補償内容を充実させておきたい人は“無保険車障害保険”“自損事故保険”“車両保険”“人身傷害賠償保険”を加えることをお勧めします。必要なものを組みあわせて加入しましょう。

特に“人身傷害補償保険”は重要で、「完全補償」とも言われるほど幅広い補償内容となっており、事故の相手方や、ユーザー自身、またユーザーの家族にいたるまでが補償対象になっています。

自動車事故はどのようなケースが想定されるかわかりません。“対人賠償保険”や“搭乗者損害保険”でカバーしきれない損害が出てくる可能性もあります。

保険料は少し上がりますが、「その時」のためには欠かせない保険です。

また、アクシデントが起きたときのサービス対応も大切です。ユーザーが事故時にあわてず対応できればよいのですが、そうでない場合、代理店に解決の援助を求めることができないと混乱してしまいます。ダイレクト系自動車保険よりは少し割高になりますが、そういった人は保険代理店を通した契約をしたほうが無難といえます。

そして、こちらも保険探しには“自動車保険一括見積もりサイト”の利用をオススメします。複数の保険会社から一斉に見積もりが届きますので、補償内容や保険料を比較しながら検討することができます。

自動車保険を安くする方法に、“代理店を通さない”というものがあります。いわゆるダイレクト(保険会社の直販)で契約することによって、保険代理店がとるマージンをなくそう、という方法です。

しかし、一概にダイレクト系がいいとは限らない場合もあります。ユーザーによってどちらが良いか分かれますので、それぞれのメリット・デメリットについて少し見てみましょう。

ダイレクト系自動車保険

これまでの自動車保険は、保険代理店をとおして契約するのが一般的でした。しかし、ダイレクト系自動車保険では、インターネットなどを通じて保険会社が商品を通信販売し、ユーザーと直接契約するかたちです。

このことから、自動車保険に詳しい人向けということができます。

【メリット】

≪1≫保険料の安さ
ダイレクト系自動車保険は、やはり「保険料が安い」ということが最大のメリットでしょう。インターネットなどでの通信販売、という方法をとることによって、人件費その他をカットし、保険料に反映させることができるのです。

≪2≫インターネットの利便性に長けている
まず、見積もりです。電話での見積もりも可能なのですが、便利なのはインターネットでの依頼です。サイトの見積もり申し込みフォームに記入するだけで、24時間どこからでも見積もりを依頼することができます。結果はメールなどで送られてきますので、好きなときに見積もり依頼をし、結果を比較検討することができます。

また、保険の相談も、電話やインターネットを通じてできます。以前のように、自宅などに保険会社の人を呼ぶわずらわしさがありません。

【デメリット】

≪1≫契約内容にズレが生じやすい
とくにインターネットでの申し込みは、手軽であるだけに注意が必要です。ダイレクト系自動車保険を契約していて、事故が起こったときそこで初めてユーザー側が期待していた内容と実際の契約内容が違っていたことが判明した、などという話も時々見受けられます。

代理店を経由していたら担当者から内容説明があったことも、ダイレクト系の多くの保険では省かれるからです。必ず約款をよく読み、内容を把握しておくことが大切です。

≪2≫事故処理の対応に不安がのこる?
代理店と違い、全国に数ヶ所ある事故対応センターで一括して事故処理を請け負っています。主に電話と郵送にての事故処理になりますので、とくに保険に詳しくない人にとっては、不安の残るところかもしれません。事故の際に過失割合が大きい場合などは、保険会社との交渉を自分ですることになるケースもあるようです。

また、一般にダイレクト系は、最初から等級の高い優良ドライバーを集めて契約を結んでいますので、事故処理の経験が乏しい、と指摘する声もあります。

しかし、実際のところはダイレクト系であってもおおむね事故処理に不満の声は少ないようで、むしろ初期対応の速さや的確さに満足している声も多くみられるようです。


代理店を通した自動車保険

代理店にもさまざまあり、販売店や整備工場などが兼営している「兼業代理店」と、いわゆる「プロ代理店」の2種類に分かれます。プロ代理店のほうは自動車保険だけでなく、損害保険を全般扱っているところもありますので、保険の一元管理をしてもらうことも可能です。

保険会社とユーザーのパイプ役になってくれますので、初心者でも安心して任せることができます。

【メリット】

≪1≫よりきめ細かいサービスが可能
自動車保険に関してきめ細かなサポートが受けられます。保険は難解なことも多くありますので、電話などより対面でやりとりをしたほうが、深い理解を得られやすいかと思います。

≪2≫事故後の対応を援助してもらえる
事故後の処理は大変なものですが、代理店の力を借りればスムーズに済ませることができます。契約者側に有利に、迅速に、かつ円満に解決されるよう、努力をしてくれます。

≪3≫信頼関係による安心・情報収集
おつきあいを続けていく中で、信頼関係を築くことができます。安心感が得られるとともに、保険の情報収集にも役立つでしょう。ちょっとした裏事情なども聞くことができます。

【デメリット】

≪1≫保険料が高くなる
いわゆるマージンを取るわけですので、ダイレクト販売よりは一般に保険料が高くなります。安心をとるか、保険料をとるか、といった選択でしょうか。

≪2≫代理店にも良し悪しがある
まず、代理店にも特級・上級・普通・初級などとランクがありますので、契約の際にはチェックしておいてください。

優秀で親切な代理店に出会うことができれば良いのですが、頼りがいのない代理店も中には存在します。

大切なのは事故処理のときの対応でしょう。知識が豊富で、さらに各交渉において相手に好印象を与えつつ、こちら側に有利にすすめてくれるような手腕のある代理店・担当者を見極めるのは、なかなか難しいと思います。自動車の整備工場など、周囲の評判を聞きながら決められるのが良いでしょう。

「保険料が安くなる!」というイメージが浸透した“リスク細分(分散)型自動車保険”。

ここでは、その内容について詳しくご紹介いたします。

保険の最新の概念とはいえ、そこにはやはりメリット・デメリットが存在しますので、よく把握して比較検討しましょう。

リスク細分(分散)型自動車保険とは?

1998年からの自動車保険の自由化にともない登場したのが“リスク細分型自動車保険”です。

この場合の「リスク」という言葉は、ドライバーの危険率、つまり保険会社にとって補償金を払う可能性が高いか低いか、ということを意味しています。

それまでの自動車保険料はどの会社も一律でしたが、「過去のデータをもとに、『リスクが低いと思われる人』=『補償金を使う可能性が低い』人は、保険料も割り引きます」、というのが“リスク細分型保険”のおもなスタンスです。


リスク細分のおもな例

各保険会社で違いがありますが、細分されるおおまかな項目は以下のとおりです。

○地域・・・・・・おもに走行する地域により、交通量や気候が違います。交通量が少ないほど、事故の可能性が低い気候であるほど、リスクが低くなります。 ○年齢・運転歴・性別・・・・・・データをもとに、事故を起こしにくい年齢や性別であるほど、リスクが低くなります。この場合の年齢とは運転歴と合わせてリスク算出がおこなわれます。また、男女別では一般に女性のほうがリスクが低いことになっています。 ○免許証の色・・・・・・無事故無違反歴が長いほど、リスクが低いとみなされます。 ○使用目的・・・・・・買い物などの日常生活/通勤通学/業務目的、の3つにわけてリスク算出されます。前者であるほど使用頻度が少ないとみなされ、リスクも低くなります。 ○年間走行距離・・・・・・走行距離が少ないほどリスクが低いとされます。 ○車の各種装置・・・・・・エアバッグ/ABS/横滑り防止装置/衝突安全ボディー/盗難防止装置など、安全性や耐久性が高い車ほどリスクが低くなります。

◆リスク細分型自動車保険のメリット◆
上記の項目に、多く当てはまれば当てはまるほど、保険料が安くなることが最大のメリットです。
実際に、3割~4割など大幅な保険料の削減を実現した人も少なくありません。興味のある人は、ぜひ各社に見積もり作成を依頼してみましょう。無料一括見積もりサイトの利用がオススメです。


リスク細分型自動車保険のデメリット

いっぽう、条件から外れるところが多い、つまり「リスクが高い」とみなされる人に対しては保険料が割高になるのがリスク細分型自動車保険のデメリットです。

どのようなケースで割高になってしまうかは、項目同士の兼ね合いなどがありますので一概には言えませんが、こちらも、ひとまず見積もり作成を依頼して、従来の保険料と比較してみましょう。

また、契約内容と実際の現状に差異があると、問題が起こることがあります。

たとえば、“日常生活(買い物やレジャーなど)”として登録されているはずの車が、じつは“通勤通学”として明らかに頻繁に使っていることが発覚した場合、「事故のときに保険金がおりない」または「契約解除」になることがあります。

リスク細分において、自分はどのランクに入るのかよく分からないケースもあると思いますが、その場合は保険会社によく確認し、なるべくカバー範囲の広いランクとして登録しておくのが無難だと思われます。


リスク細分型自動車保険の注意点

≪1≫変更が必要な項目についてはそのつど届け出を!

たとえば“日常生活用”として契約していたけれど、“通勤通学”でも使うようになった、というようなケースでは、早めの変更を申し入れ、必要ならば保険料の清算をしたほうがよいでしょう。

判断の微妙なところでは、契約期間中にゴールド免許からブルー免許になってしまった場合などです。一般的には、保険開始時期にゴールド免許であったなら契約に差異はなく、届け出も必要ないようですが、不安であるひとは念のため確認しましょう。

どの項目において届け出が必要かは保険会社によって若干認識が異なりますが、いざというときに補償が受けられないようでは困ります。

「変更が必要かな?」と思われたら、その都度確かめておきましょう。

≪2≫更新、更新…、気づいたら割高?

自動車保険料を安くすませたい人は、なるべくこまめに保険料の見直しをしましょう。リスク細分型自動車保険は、契約当初は安かったけれど、登録内容の変更を重ねているうち、気づいたら割高になっている可能性もあります。

中でも自動車の型式によるリスクは毎年更新されますので、以前は安全性が高いとされていた車でも型落ちするにつれてリスクのほうが高くなった、というケースもこれから考えられます。リスク細分型にこだわらず、その時々で柔軟に低料金な自動車保険をみつけていきましょう。

各損保会社が競うようにして充実化をはかる自動車保険商品ですが、それをさらにユーザーがカスタマイズできるよう用意されているのが“特約”です。

各社さまざまなものが用意されていますので、設定できる特約から保険会社を選ぶのも良いかもしれません。

しかし、必要な特約を見極めることが大切です。つけすぎて“特約ビンボウ”にならないようにしましょう。

特約とは?

自動車保険をつくるうえで、イメージしやすいのは“積み木”でしょうか。

主要な保険セット(対人保険・対物保険・搭乗者保険など)がベースとなる大きな積み木だとするならば、特約はさらに形にバリエーションをつける、小さな積み木です。

特約をつけることによって、補償範囲を広げたり狭めたりできますので、よりユーザーのライフスタイルに合った自動車保険を形づくることができるのです。

保険会社によって「特約」という言葉の使われかたはさまざまで、保険料が割引になるものを指していたり、補償範囲は広がるが追加で課金対象になるものを指していたり、あるいはその両方を「特約」と言っているところもあります。

また、人身傷害補償などを保険ではなく「特約」と名づけているところもあります。


割引になるおもな特約

自動車保険料が割引になる主要な特約は以下のとおりです。

【年齢制限に関するもの】

運転者に年齢制限を設けることで保険料が上下します。補償対象となる年齢幅を広げるほど、保険料は高くなります。保険会社によって、年齢区分が異なることがあります。

・全年齢担保特約―――すべての年齢の運転者が補償されます。
・21才未満不担保特約―――20才以下の運転者が対象外になります。
・26才未満不担保特約―――25才以下の運転者が対象外になります。
・30才未満不担保特約―――29才以下の運転者が対象外になります。

【運転者制限に関するもの】

たとえば、「家族限定特約」がそれです。これは、運転者として家族のみを登録することによって、自動車保険料が割引になります(家族以外は対象外になります)。

ほかに、「本人限定特約」「配偶者限定特約」などがあります。一般に運転者として登録する人数が少ないほど、割引されます。

【車の装置に関するもの】

エアバッグ・ABS・盗難防止装置など、安全装置を装着している車は割引になる特約です。他に、エコカーだと割引になる特約などがあります。


補償範囲が広がる特約

追加として保険料は若干上がりますが、補償範囲が広がる特約の種類です。

各保険会社で詳細な内容が異なることがありますので、よく確認して契約しましょう。

【子供追加特約】

年齢制限による割引はそのままに、子供だけ補償対象として追加したいときにつける特約です。

たとえば今まで30才以上の親御さんしか乗らなかった車に、18才になった子供さんが乗るようになったので保険でカバーしたい場合、全年齢担保として加入するよりも、この「子供追加特約」を使ったほうが安くなります。

“子供”の定義は一般に「同居または未婚の別居の子」となっており、これに当てはまらない子供は対象外です。

【臨時運転者特約】

家族などに限らず、友人など、臨時に不特定の誰かが運転する可能性がある場合におすすめで、ユーザーやその家族以外の運転者をカバーするものです。一般的には、運転者の年齢制限条件にかかわらず誰でも補償対象になるとされていますが、契約の際には対象範囲を確認しておきましょう。また、家族限定特約とは併用できないことになっています。

【ファミリーバイク特約】

契約車のほか、125cc以下のバイクを所有しているときに役立つ特約です。バイクを独自に保険加入させなくても補償がカバーできます。バイクが複数台であっても、借りたバイクでも適用されます。

ただ、補償範囲が対人・対物・人身傷害などに限られ、一般に搭乗者傷害(同乗者にたいする補償)は対象外になっています。

【等級プロテクト特約】

契約中、事故を起こして保険金を使っても、一回だけなら翌年の等級が下がらないという特約です。

【代車特約】

事故を起こして契約車が使えなくなったとき、レンタカーなどの代車費用を一定額補償してくれます。

【事故付随費用担保特約】

自動車事故によって副次的に発生した損害を補償します。たとえば、キャンセルとなった旅行費用やホテル代、帰宅費用などです。

【身の回り品補償特約】

事故によって、車の中にあったもの(ゴルフバッグやカメラなど)に損害をうけたときに補償されます。

【弁護士費用特約】

自動車事故で裁判になったときに、弁護士費用を一定額負担してくれる特約です。

たとえば、事故において相手方の過失が100%であるときは、保険を利用しなくてよいためユーザー側の保険会社は対応しないことになり、ユーザーが一人で交渉にあたるはめになります

自動車保険に加入するとき、よりよい保険会社を選ぶ指針のひとつに、各機関による「格付け」があります。「格付け」は各保険会社の債務履行能力を分析して評価したもので、ひいてはその財務力・保険金支払い能力を垣間見ることができます。

格付け機関としては『S&P(スタンダード&プアーズ)』や『ムーディーズ』が代表的ですが、国内の格付け機関として『(株)格付投資情報センター』や『株式会社日本格付研究所』なども有力です。

格付けは、各調査機関がそれぞれ独自の基準にもとづいて調査・評価したものです。かならずしも各調査機関の格付けが一致するとは限りませんので、なるべく複数のレポートを参考にしましょう。

【補足】

・この格付けは、財務力についてのものです。自動車保険内容やサービスなど、企業全般にわたって評価するものではありません。
・表は、上が上位評価になっています。
・ここに記載するのは格付けを大まかに抜粋したもので(2008年3月現在)、評価は定期的に更新されます。最新の評価や詳細な内容は、各調査機関のサイトなどでご覧ください。

S&P(スタンダード&プアーズ)

格付け 保険会社名
AA+ AIU保険、アメリカンホーム保険
AA 東京海上日動火災、三井住友海上火災、フェデラル保険
AA- 損保ジャパン
A+ あいおい損保、ニッセイ同和損保、日本興亜損保、トーア再保険
A 日新火災海上
A- 共栄火災、富士火災、エース損保、セコム損保、日立キャピタル損保
【格付けの説明】
AAA・・・財務力はきわめて高い。S&Pの最高位格付け。
AA・・・財務力は非常に高く、最上位の格付け「AAA」との差は小さい。
A・・・財務力は高いが、上位2つに比べ、状況の悪化からやや影響を受けやすい。
※「+」「-」は、同じカテゴリ内での相対的強さをあらわします。

ムーディーズ・ジャパン

格付け 保険会社名
Aa1 日本興亜損保
Aa2 アリコ、東京海上日動火災
Aa3 損保ジャパン、三井住友海上火災
A1 あいおい損保
【格付けの説明】
Aaa…もっとも信用が高く、リスクが最小限であると判断された債務への格付け。
Aa…信用が高く、リスクが極めて低いと判断された債務への格付け。
A…中級の上位で、リスクが低いと判断された債務への格付け。
※1~3の数字は、若いほど上位であることをあらわします。


日本格付研究所

格付け 保険会社名
AAA 東京海上日動火災、三井住友海上火災
AA+ 損保ジャパン
AA セコム損保、日新火災海上、日本興亜損保、ニッセイ同和
A+ 共栄火災海上、富士火災海上
A- 朝日火災海上

【格付けの説明】

AAA・AA・Aの順に、前者であるほど債務履行の確実性が高いとされます。
「+」「-」は、同じ格付け内での相対的位置づけをあらわします。


その他、自動車保険会社選びの参考

ソルベンシー・マージン比率

「ソルベンシー・マージン」とは、「保険金の支払い余力」のことを意味します。

通常の範囲内でなく、巨大災害など予想をこえた事態のときに、保険金を支払うことができるかどうかを判断するための指標です。

基本的にこの数字が200%以上であれば一定の健全性を満たしていると考えられますが、経営破綻してしまった保険会社であっても、直前のソルベンシー・マージン比率が200%を超えていたケースが多々あり、一概に信用することはできません。

あくまで参考のひとつにとどめておいてください。

各自動車保険会社のソルベンシー・マージン比率は、それぞれ公表しているディスクロージャー情報

自動車保険を比較検討するための手段として、「無料一括見積もりサイト」を利用することがあげられます。

インターネットを使える環境であればこれを利用しない手はない、というくらい便利に自動車保険を比較することができます。

見積もり結果はほとんどメールで届きますので、好きな時間に見積もりを依頼して、好きな時間にメールを開けて比較することができます。

用意するもの

自動車保険の見積もりを依頼するにあたって、手元に用意しておいたほうが良いものは以下のとおりです。

○免許証・・・各情報入力に使います。
○車検証・・・各情報入力に使います。現在、納車待ちなどで手元にない人は、「メーカー名・車種名・型式・初度登録年月・ナンバープレートの情報」を販売店などに聞いておきましょう。
○保険証書・・・現在、契約中の保険証書があれば用意します。各情報入力に使うとともに、新しく契約したい保険内容を再確認しましょう。

自動車保険・無料一括見積もりサイトの利用手順

各サイトの指示にしたがって入力すれば、問題ありません。

より正確な見積もりをとるために、入力項目に間違いがないか確認することが大切です。

もし間違った内容を入力してしまったら、何度でもやり直すことができるのも、一括見積もりサイトのメリットでしょう。

見積もり結果が届いたら

ほとんどはメールで届きます。早ければその場で、遅くても1週間以内には見ることができるでしょう。

メールに見積もりの金額が書いてあるとともに、保険内容の詳細を見られるサイトにジャンプすることができます。今一度、契約したい内容と差異がないか、比較検討しましょう。

一部の自動車保険会社は、そのままオンラインで契約することができます。この場合も契約内容に間違いがないか、よく確かめましょう。

また、その後、郵送でも自動車保険の詳細などを送ってくれる保険会社もあります。こちらもよく見て活用しましょう。

無料一括見積もりサイト、勧誘は?

このようなサイトに情報を入力すると、その後に勧誘攻勢があるのではないか、と疑ってしまいますが、基本的に勧誘はありません。

また、入力した個人情報についても、各サイト・各自動車保険会社ともにポリシーに基づいて管理していますので、不安はないと思われます。これまでに個人情報漏えいの類の事件があったとは聞かれません。

無料一括見積もりサイト、もっと便利に・確実に!

【より多くの見積もりをとるために】

このように便利な無料一括見積もりサイトですが、ひとつのサイトでは登録自動車保険会社が少ない場合があります。そんなときには、他の一括見積もりサイトも併用するのがオススメです。いくつか登録会社が重なることがありますが、より多くの見積もりをとることができます。

また、無料一括見積もりサイトに参加していない自動車保険会社もあります。加えてそちらもインターネットか電話などで見積もりを取り寄せましょう。より検討の幅が広がります。

【見積もり内容を確かめる】

見積もり結果のメールが届くと、それぞれのメールから各保険会社のサイトにジャンプすることができます。見積もりの内容が確認できるとともに、細かな変更を加えたい場合にも簡単にできるようになっています。

作った内容で、そのままオンライン契約に入る場合は、間違いがないよう確認しましょう。

【同じ保険会社なのに、見積もり金額がちがう?】

複数の一括見積もりサイトを使うと、登録している保険会社が重複しているため同じ保険会社から見積もりが複数届くことがあります。しかも、見積もり金額が同じ保険会社なのに違っていることがあります。

この場合、見積もりの詳細内容が異なっていることがありますので、よく確認して、必要ならば修正を加えてください。

自動車保険の、更新や解約についてのご紹介です。

最近は保険の見直しが手軽にできるようになり、満期が近付くとともに他の自動車保険を検討してみる人も多いのではないでしょうか?

更新時は最適の保険を見直すチャンスでもあります。ひとまず見積もりを取りよせて、そのまま更新するか、新しい保険に切り替えるか考えることをオススメします。

契約中の自動車保険を、そのまま更新するとき

契約内容や保険料に満足していて、この保険を次回も継続したいとき、その手続きは簡単です。

保険会社や代理店から満期の案内が来ますので、書類に記入して送りましょう。インターネットを使って継続手続きを行うと、保険料が割引になるところもあります。

自動車保険を他社のものに切り替えるとき

契約中の自動車保険の満期が近づき、保険の見直しをしたところ、他に最適な保険がみつかったので満期とともにそちらに切り替えたい、というときの手順は下記のとおりです。

なお、新しい保険の契約を、現在契約中の保険の満期日1~2ヶ月前に申し込むと、保険料が割引になるところもありますので、切り替えの手続きは早めにしましょう。

≪1≫新しく加入する保険の申し込みをします。現在契約中の保険の満期日と、新しい保険の開始日にズレがないようにしましょう。

≪2≫現在契約中の保険会社に、継続しない旨を伝えます(連絡しなくて良い場合がほとんどですが、一報入れたほうがスムーズだと思います)。


自動車保険を中途解約したいとき

【1】任意保険の解約

自動車任意保険は、その名のとおり、いつでも任意に解約することができます。

○現在、他の保険会社と契約中だが、さらに最適な自動車保険がみつかったので、他社の自動車保険に切り替えたい
○車を手放すので、自動車保険を解約したい、など

このようなときの手順は下記のとおりです。

なお、契約中の保険Aを中途解約して保険Bに切り替えるときは、保険Aの解約日と保険Bの契約開始日にズレがないようにしましょう。

≪1≫現在契約中の保険会社や代理店に、解約の申し入れをします。電話やインターネットなどでできます。一部の保険会社のサイトでは、解約の窓口がわかりづらいことがありますが、おおむね電話で申し入れができますので、その場合は電話番号を探しましょう。
≪2≫解約申し込み書が送られてきます。記入して手続きをしましょう。
≪3≫未経過の保険期間に応じて保険料が返還されます。忘れずに受け取りましょう。

なお、返還される保険料については、各保険会社で違ってくることがありますので、電話などで確認しましょう。

【2】自賠責保険の解約

売却時などは解約できませんが、廃車に(登録抹消)したとき、つまり車検証やナンバープレートを返したあとで自賠責保険は解約できます。

各保険会社の窓口で手続きができます。必要な物は以下のとおりです。

・自賠責保険証
・廃車確認のための書類(抹消登録証明書・解除事由証明書・登録事項等証明書のいずれか)
・契約者本人の証明(運転免許証など)

等級の引き継ぎについて

等級は基本的に、他社に切り替えた場合でも引き継がれます。

自動車保険Aの満期日とともに保険Bに切り替えるようなケースでは、(それまでに事故を起こしていなければ)等級は上がって保険Bに引き継がれます。

また、自動車保険Aを中途解約して保険Bに切り替えるケースでも、(保険Aの期間中に事故を起こしていなければ)同じ等級が保険Bに引き継がれます。

なお、この場合、保険Bの契約は、保険Aの満期予定だった日までの“短期契約”というかたちになります。短期契約で無事故のまま満期を迎えたら、等級が上がりますので、そのうえで保険Bを更新するかどうかの選択になります。

自動車保険は「その時」のためのお守りですが、実際に「その時」を迎えてしまうとパニックになってしまうことも多いでしょう。自動車事故時の対応マニュアルをご紹介します。

自動車保険に加入したら、事前に読んでおくとともに、プリントアウトして車内に置いておくことをお勧めいたします。とくに応急処置法は普段から確認しておきましょう。

なお、特殊な状況として事故の相手方に逃げられそうな場合、すぐに車のナンバーをみて暗記・メモしましょう。

【1:負傷者がいないか確認する】

まず、負傷の程度を確認しましょう。

「ケガはありませんか?」などの声をかけ、意識の有無を確認します。

一見して重いケガであれば、すぐに119番を。ムチウチなど、外見でわからない負傷もありますので注意しましょう。

【2:119番】

ケガの程度によって救急車を呼びます。119番で連絡することは以下のとおりです。わかるものを焦らず伝えましょう。

●救急であること
●いつ・どこで
●事故の内容
●ケガをした人の人数、ケガの程度
●ガソリン漏れなど、二次災害の可能性の有無
●周囲の交通状況
●通報した人(あなた)の名前
※ケガの程度がわからないときは、ケガのようすを伝えましょう。

とくに頭部を強打しているときは、動かすと危険な場合があります。119が適切な処置を指示してくれますので、従ってください。

【3:(必要であれば)応急処置】

手が足りないようであれば、周囲に助けを求めましょう。119番の指示があれば、それに従いましょう。

●止血

・圧迫法……出血しているキズの上に清潔なガーゼやハンカチなどをあて、手でしっかりと押さえて圧迫します。手足であれば、心臓より高い位置に持っていくと止血しやすくなります。

・関節圧迫止血法……おもに手足の出血である場合、キズ口から心臓に近い脈を押さえて止血します。

・止血帯法……手足の大出血で、圧迫法で止血できないときは、キズ口より心臓に近い部分を布などで強くしばって止血します。この場合、止血した時間を記録します。

●骨折の固定

ムリに動かさないようにしましょう。神経や血管損傷の恐れがあります。

(1)板、雑誌、傘など、固さがあり、添え木になるものを探します。

(2)添え木をあて、折れているところの上下2関節が動かないように固定します。

【4:周囲の安全の確保】

手が足りなければ、周囲に助けを求めましょう。

(1)続発事故の恐れがないとき……そのまま動かさず、事故現場を保存します。
(2)続発事故の恐れがあるとき……安全な場所へ車を移動します。車の移動ができないときは、三角表示板・発煙筒などを車の後方におき、周囲に知らせます。

※三角表示板・発煙筒をおく位置は、事故現場からある程度の余裕をもたせましょう。高速道路であれば100mほどは余裕をもたせてください。

【5:110番か近くの交番へ】

事故が起きたら、義務でかならず警察に連絡しなければなりません。

大きな事故のときは110番で連絡します。連絡する内容は以下のとおりです。

・事故の発生日時
・ケガ人の数とケガの程度
・壊れた物と、壊れかたの程度
・事故現場でそれまでに行った措置

比較的小さな事故であれば、相手方の確認をしたあとに一緒に近くの交番まで行きましょう。

【6:事故の相手方の確認】

事故の相手方と情報交換できるようであれば、互いに身元を確認します。

ここで、名刺を渡してくる相手方もいますが、その名刺が本人のものであるか確認できません。住所氏名などはかならず免許証などで確認しましょう。可能であれば、免許証・車検証・保険証書など、近くのコンビニでコピーを取らせてもらいましょう。

・お互いの住所(本籍まで)、氏名、電話番号(自宅・携帯)
・お互いの勤め先
・お互いの車のナンバー、車種名、保険会社名と保険会社の連絡先

小さな事故であれば、その後、近くの交番まで一緒に行きます。

【7:事故状況の確認】

警察や保険会社に適切に説明できるよう、相手方とともに事故の状況を整理しておきましょう。

目撃者がいたら、その人の氏名・住所や連絡先も控えさせてもらいましょう。

こちら側の信号は青だったなど、ささいなことでもメモに控えましょう。

また、このとき、互いの保険会社とその連絡先を確認し、修理代・過失割合・代車料金・その他補償などについては、互いの保険会社に任せる旨を確認しておきましょう。

【8:保険会社へ連絡】

以上、落ち着いたら、加入している保険会社・代理店に連絡します。

自動車事故を起こしてしまってから、保険がおりるまでの流れです。自動車保険に加入したらぜひ目を通しておいてください。

自動車保険金(任意)がおりるまで

さまざまなパターンがありますが、おおまかな例をご紹介します。

(1)警察へ届け出ます。
(2)保険会社に連絡し、契約内容から検討され、事故が受け付けられます。
(3)保険会社へ保険金請求書類を提出します。書類は、使う保険の種類などにより異なりますが、おおよそ以下のとおりです。
・交通事故証明書
・交通事故発生状況報告書
・診断書など
(4)(保険会社による)示談交渉、示談書の作成。
(5)保険金が支払われます。

自賠責保険の請求

自賠責保険では、保険金を請求する方法に「加害者請求」「被害者請求」の2つの方法があります。

この場合、過失(事故の責任)割合に関係なく、ケガをさせたほうが“加害者”、ケガをしたほうが“被害者”になります。
被害者のほうに重大な過失がないかぎり、自賠責保険金は減額されません。


【加害者請求】・・・・・・事故の加害者が保険金を請求し、被害者に支払われるよう手続きをとることです。

【被害者請求】・・・・・・加害者が請求の手続きをとってくれない場合などには、被害者のほうから直接、相手の保険会社に自賠責保険金を請求することができます。

自賠責保険では、被害者を迅速に救済することも目的であるため、このようなことが認められています。


事故のときの注意事項

【本人同士の勝手な示談は絶対にやめましょう】

事故を起こしてしまったとき、当人同士で示談(事故の処理についての約束事)をするのはやめましょう。「修理代はこちらでもちます」など、事故のあとの処理に関する発言などは控えましょう。「すみません、全面的にこちらが悪かったです」などの過失割合についての発言も控えたほうが無難です。謝罪の言葉だけならいいのですが、のちの交渉がこじれる可能性があります。

「すみませんでした。ですが、過失割合などについては、今わたしは気が動転しているので保険会社にお任せします」などと、一言添え、修理代・過失割合・その他補償などについては、互いの保険会社に任せる旨を確認することが大切です。

【警察には必ず連絡しましょう】

事故のときには、法律上、かならず警察に連絡しなくてはなりません。

これは、人身事故のときはもちろん、物損だけの場合にも必要です。

警察に連絡しないと“実況見分調書”という、事故がおきた証明の書類がつくられませんので、自動車保険を請求するのに必要な“交通事故証明書”も手に入らないことになってしまいます。

その場は誰もケガがなくても、後日ムチウチなどが発覚することもあります。警察への連絡をしないと、保険金が利用できないことにもなりますので、かならず警察には連絡を入れましょう。

【保険会社にも必ず連絡しましょう】

事故をおこすとすぐ「このことが保険会社にばれると等級が下がるのでは?」と思いがちですが、保険会社に事故の報告をするだけで等級がさがることはありません。

保険金を使うか(等級が下がるか)どうかは、おりる保険金の額を聞いてから決めることができるのです。

場合によっては、その後に払う割増保険料の合計より、自己負担で処理したほうが安いこともありますが、保険金額と割増保険料を比べないことには判断できません。

いずれにしろ、保険会社には必ず連絡を入れましょう。

【安易に相手の言い分にのらないようにしましょう】

「警察だけは…」「保険会社には…」などと、積極的に当事者だけの示談ですませようとする相手方もいるようです。しかし、事故現場での口約束はお互いに信用できないものですし、後日あらためて届け出ようとしても手続きが複雑になることがあります。

「今しっかりしておいたほうが、お互いのためですので」と、警察にも保険会社にも、その場で届け出たほうがよいでしょう。


さまざまなCMでもよくうたわれている「自動車保険の見直し」。

ちょうど保険満期が近い車があったので、インターネットでの保険料見直しを、実際に体験してみました。

自動車保険の切り替えを考えているかたも、新しく自動車保険に入ろうとしているかたも、ぜひ参考になさってください。

まずは、基本事項の確認からです。

保険の見直し・見積もりをするにあたって、基本的なことがらをまとめてみました。

見積もりに必要なものは?

自動車保険の見積もりに必要なものは以下のとおりです。

【すでに自動車保険に加入している人】

○免許証……各情報の確認につかいます。
○保険証書……現在契約中の保険証書です。各情報の確認につかうとともに、新旧・保険内容の確認をします。
○車検証……各情報の確認につかいます。

【新車購入など、新規に自動車保険に加入する人】

見積もりを依頼するところによって異なる場合がありますが、おおよそは以下の2つです。

○免許証……各情報の確認につかいます。
○車検証……納車待ちなど、車検証が手元にない場合もありますが、その場合コピーを販売店などに送ってもらうか、または車の「メーカー名・車種名・型式・初度登録年月」を販売店などにきいておきましょう。


見積もりできないケースがある?

各保険会社やサイトによって条件は異なりますが、インターネットをつかった見積もりができないケースがあります。なお、インターネットをつかった見積もりができなくても、電話でならOKというところもありますので、各保険会社に問い合わせてみてください。

・過去1年以内に、自動車保険会社から保険を契約解除された人。
・過去2年以内に、“特別危険保険料適用通知書”を受けとった人。
・特殊用途自動車ナンバー(8ナンバー)、普通貨物車(1ナンバー)。
・福祉車両など。
・改造車。
・旧年式車種の一部。または最新モデルでデータがない場合など。
・自家用車を、有償で貨物を運ぶのに使っている人。
・指定危険物を運搬、またそれをけん引している人。
・曲技やラリーなどに車をつかう人。


契約内容を確認しよう!

見積もりにあたっては、契約内容の確認が大切ですね。

要・不要を見極めて、最適な保険に入りましょう。

【現在自動車保険に加入している人】

保険証書を見なおしてみましょう。
不要な補償はないでしょうか? かつ、必要な補償はきちんとついているでしょうか?
保険料の見直しをするときには、ほとんどの人が「保険料を安くしたい!」という考えをお持ちだと思います。保険料を安くするためには、特約などの思いきったカットが有効ですが、その一方で外せない補償もあると思います。
必要なものと、そうでないものを、今一度ご確認ください。

【はじめて自動車保険に加入する人】

最低限、「対人保険」「対物保険」「搭乗者損害保険」「人身傷害保険」の4つは加入しましょう。事故の相手方、自分とその同乗者を守るために基本的な保険です。また、「自損事故保険」「無保険車傷害保険」などもつけるとさらに補償が手厚くなります。

自分の車両にも補償をつけたい場合は、「車両保険」にも加入しましょう。


見積もりはどこでできるの?

さて、基本的なことを確認したら、さっそく見積もりです!
見積もりは各保険会社・代理店に電話で問い合わせてもOKです。

しかし、なんといっても便利なのはインターネットですよね。保険会社の個別サイトでも見積もりができますが、もっと便利なものが存在します。

それは、『自動車保険・一括見積もりサイト』です。


自動車保険の見積もりをするときに、今もっとも便利なのが『自動車保険一括見積もりサイト』の利用です。現在、自動車保険の一括見積もりサイトはいくつかありますが、そのうち大手だと思われるものを試してみました。

おもな自動車保険一括見積もりサイト

さまざまな自動車保険見積もりサイトがありますので、少しご紹介します。

○『インズウェブ・自動車保険一括見積もり窓口
最大20社へ一括見積もり依頼が可能。現在もっとも登録社数が多いと思われます。
○『保険スクエアBang!自動車保険一括見積もり
こちらも大手自動車保険見積りサイトのひとつです。最大15社。
○『Yahoo!保険・自動車保険一括見積もり』
検索サイトの大手、Yahoo!の自動車保険見積りサイトです。13社が参加しています。
○『イオン保険マーケット・自動車保険一括見積もり』
イオングループの自動車保険一括見積もりサイトです。最大18へ依頼が可能です。
○『carview・自動車保険一括見積もり』
クルマのことならお任せの“carview”による保険一括見積もりです。9社が参加。
○『比較.com・自動車保険一括見積もり』
さまざまなものの価格比較でおなじみ“価格.com”によるサイトです。8社が参加。

【注】各一括見積もりサイトは、個人情報保護のため一度画面を閉じてしまうとセッションが打ち切られてしまいます! セッションアウトになると最初から情報入力をやり直さなくてはなりませんので、このページを読まれてからの訪問をオススメいたします。

見積もりサイトはこんなところ!

下は『インズウェブ』と『保険スクエアBang!』のトップページです。

「見積もりスタート」と書いてあるところから入りましょう。

インズウェブ
インズウェブで自動車保険一括資料請求

保険スクエアBang!自動車保険一括見積もり

まず、車の情報を入力します

サイトによって手順が異なることがありますが、ここでは『インズウェブ・自動車保険一括見積もり窓口』のサイトを参考にすすめていきます。 まずは車の基本情報からです。

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メーカー名や車種・型式・形状・初度登録年月(※)などを入力します。車検証をみながら入力しましょう。 ※中古車または新古車を購入予定で、初度登録年月がわからない人は、年式と任意の月を入力しましょう(車の年式は月日までは考慮されません。年式は登録年度で決まります)。

また、軽自動車は初度登録年月ではなく「初度検査年月」になります。「初度検査年」の欄、および「有効期間の満了する日」欄の最上段に記載されている年月日のなかの「月」を参考に入力しましょう。

車の使用状況など

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現在保険に加入しているかどうかや、車の使用状況などを入力します。車検証や保険証書などを見ながら欄を埋めていきましょう。

車の詳細情報など

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車のナンバー情報や、現在の保険の等級などを埋めていきます。 スタートからこの画面までわずか3分ほどでしょうか?手軽なだけに、間違いのないように入力していきましょう。

運転者の情報

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ここから、運転者について情報を入力していきます。まずは、主たる運転者についてです。 運転する主な人については、保険の契約者と同一とは限りませんので注意してください。

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▲若干わかりづらいのが、『免許取得年月日』でしょうか。これは、免許証の『交付』欄に書いてあります。

運転者の追加

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主たる運転者に加えて、運転する可能性がある人を追加していきます。 家族の誰かが運転するかもしれない場合など、全員に保険のカバーがきくように、データをもれなく追加しておきましょう。

保険情報の入力

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もっとも重要な項目です。それぞれ、現在の保険証書を参考に入力していきましょう。 補償範囲を狭くすると保険料が安くなる可能性がありますが、今一度確認し、必要な補償はきちんとつけておくことが大切です。

一括見積もりの依頼が完了

以上で、自動車保険・一括見積もりの依頼が完了です! サイトにより、『見積もりをみる』などのボタンを押すと、その場で速算結果が表示されます。また、その後も電子メールや郵送などで見積もりの詳細が届きますので、自宅でゆっくり比較検討することができます。 筆者も実際に自動車保険の見直しをしてみましたが、かなり驚きの結果になりました。 さて、あなたの自動車保険料は、いくらになるでしょうか?

>>インズウェブ自動車保険一括資料請求はこちらから

さて、筆者も実際に一括見積もりサイトを使い、自動車保険の見直しをしてみました!
最初は「どこもそんなに変わらないだろう」と思っていたのですが、驚きの結果に。
知らないと、あなたも損をしているかもしれません……!!

こんな条件でした

筆者が加入していた自動車保険は以下のような内容です。

○対人保険・・・・・・無制限
○対物保険・・・・・・無制限
○人身傷害保険・・・・5000万
○搭乗者傷害保険・・・1000万
○自損事故保険・・・・1500万
○無保険車障害保険・・2億
○車両保険・・・・・・110万
○車両保険の免責ゼロ特約

【割引条件】ゴールド免許・大口団体・家族限定・盗難防止装置・エコカー・エアバッグ・ABS・横滑り防止装置・安全ボディ・ノンフリート11級(満期を迎えると12級)
________________________________________ 年額:102,400円

月払いで気づきにくかったとはいえ、改めて見るとけっこうな額ですね。
しかし、保険内容は充実していると思いますし、代理店経由の加入ですので頼りになる担当者がついてくれています。
「見直す必要はないけれど…」と、なかば冷やかしで一括見積もりサイトを利用した、というのが正直なところです。


こんな便利なサイトがあったなんて

一括見積もりサイトを利用してみて、まずその手軽さに驚きました。

「自動車保険なんて複雑で、代理店さんの話を聞きながらでないと、わからない!」と思っていたのですが、サイトにしたがって入力するだけで、簡単に保険内容が組み立てられるのです。

補償の最高金額の設定も、クリックひとつでできます。条件を変えて保険料を試算してみたい人は、何回か試してみてはいかがでしょうか?

筆者は、とりあえず保険内容は現状のままで試算しました。

見積もり金額がでました!

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画面は、『インズウェブ・自動車保険一括見積もり窓口』のリアルタイム試算結果です。

上は、保険内容が申し込みと変わらない試算です。
下は、すこし内容が変わりますが、変わったところは赤字で示してあります。


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ご覧になれますでしょうか? 保険内容を変えずに86,170円、少し条件を変えると73,200円になりました。
当初の年額からは、最大およそ30,000円の保険料カットができることになります。

また、見積もりをその場でみられる保険会社とそうでない会社があり、後者の場合はメールで個別に見積もり結果が送られてきます。

おそらく、年間走行距離=15000kmというかなり長距離な設定にしてあるのがネックなのでしょう、よくみると保険料が高くなっているところもあるのですが、それでも、自動車保険の選択肢が格段に広がったことが新鮮でした。

こうなると、他も試してみたくなります。

保険の満期が近い軽自動車があったので、それも調べたところ、
58,560円 → 45,220円と、13,340円の保険料カットに成功しました!

見積もり内容の再検討と、保険の契約申し込み

このように、保険料に幅があることが実感できたら、つぎは保険内容の検討です。

保険料の安さをとるか、補償の手厚さをとるか、人それぞれでしょう。

筆者は「補償はあくまで現状のまま」という前提で考え、なおかつ16,230円の保険料カットができるという『三井ダイレクト損保』の見積もり詳細をのぞいてみることにしました。

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見積もり詳細は、各保険会社が個別にくれる電子メールからジャンプできるようになっています。

【3つのプラン提案】

見積もりの申し込みに対して、3つのプランが提案されています。このへんは各保険会社も同様でした。
保険会社の選択肢が広がるだけでなく、一つの保険会社のなかでもプランが選べます。

【補償内容の修正】

これもまた、各保険会社、同様にかんたんに修正が加えられるようになっています。ここで入力した内容がほぼそのまま契約内容になりますので、じっくり検討しましょう。

わからないことがあったら、各保険会社コールセンターに電話で尋ねましょう。

自動車保険、見直し結果に大満足!

自動車保険の見直しには人それぞれの希望があると思いますが、筆者の場合、これまでとおなじ補償内容で保険料が格段に下がったので、これを、より補償を手厚くするほうに修正してみました。

結果、これまでの保険になかった特約を7つもつけることができました!

自動車保険の見直し結果

○対人保険・・・・・・無制限
○対物保険・・・・・・無制限
○人身傷害保険・・・・5000万
○搭乗者傷害保険・・・1000万
○自損事故保険・・・・1500万
○無保険車障害保険・・2億
○車両保険・・・・・・110万
○車両保険の免責ゼロ特約
【新しくつけることができた特約】
・弁護士費用担保特約
・代車費用担保特約
・対物超過修理費用特約
・対歩行者傷害補償特約
・ファミリー傷害特約
・搭傷医療倍額支払特約
・搭傷育英費用担保特約

________________________________________
年額101,400円 ⇒ 年額102,040円
これまでとほぼ変わらない値段で、とても手厚い補償にすることができたのです。
もちろん、ロードサービスもとても充実しています。これまでお世話になっていた代理店の人には申し訳ないのですが、実際、これだけ差が出るとは思いませんでした。

ぜひ、あなたの自動車保険も見直してみてください!

自動車保険の一括見積もりを体験した筆者ですが、その後気づいたことをまとめてみました。

勧誘はある?

見積もりといえど、個人情報を送るわけですから、その扱いも気になるところですよね。

とくに気になるのが勧誘です。しつこい勧誘がくるのではないか、と筆者も疑っていたのですが、予想外に何もありませんでした。

それらしいものと言えば、電子メールの見積もり結果や、郵送でのパンフレットくらいです。しかし、これは保険の検討のために必要な範囲ですので、“しつこい勧誘”とはとても言えません。

もちろん電話番号もきちんと書いたのですが、電話も特にかかってきませんでした。
これなら、安心して使えますね。

一括見積もりサイト、利用しただけでプレゼント?

自動車保険の一括見積もりサイトはいくつかありますが、見積もりをとりよせただけで、ちょっとしたプレゼントがもらえるところがあります!

多くは商品券で500円程度なのですが、なにしろ見積もりするだけでもらえるのですから、ちょっとお得な気分になれますよね。

また、通販モールでおなじみの『楽天』から自動車保険の見積もりサイトを利用するとポイントがもらえるようです。

ただし、プレゼントキャンペーンは何度も参加できないようになっていますのでご注意ください(見積もりは何度でも取りよせることができます)。

約款をよく読んで契約を!

自動車保険一括見積もりサイトは、非常に便利なものです。

インターネットさえ使えれば、その場で見直しから契約までできるケースもあるのですが、実際に契約を結ぶときには必ず約款をよく読み、補償内容を確認してからにしましょう。

とくにダイレクト系の自動車保険は、ユーザー自身がその内容を抑えておくことが大切です。

わからないところがあったら、各保険会社や代理店のコールセンターに尋ねてみましょう。

こんな保険も、ネットで見積もり!

【バイク保険】

自動車だけでなく、バイクの任意保険もインターネットで一括見積もりができます。

原付から大型まで幅広いバイク保険がありますが、はたしてどれがジャストサイズの保険なのか、一人ですべて調べるには手間がかかります。自動車同様、そんなときにインターネットの一括見積もりサービスが便利なのです。

バイク保険の一括見積もりには、次のようなところがあります。

・『保険スクエアBang!』…バイク保険の比較・一括見積もりサイトです。4社が参加。
・『インズウェブ』…バイク保険の一括見積もり窓口。8社が参加しています。
・『比較.com バイク保険【無料】一括見積もり』…価格比較でおなじみの「比較.com」によるサイト。3社が参加。
・『イオン保険マーケット』…イオングループのバイク保険サイトです。6社が参加。
(参加保険会社数は2008年3月現在です。)


【ドライバー保険】

車を持たない人でも、ドライバーとして自動車保険に加入できることをご存じですか?

いわゆる『ドライバー保険』というのがそれです。

「車を持っていないんだから、保険に加入する必要もない」と思われるかもしれませんが、たとえば、こんなケースが考えられるのです。

友人の車を借りてドライブし、事故を起こしてしまった。さいわい友人の車の保険は自分も補償対象になっており、保険金は使えたのだけれど、翌年から保険の等級が下がってしまい、友人の自動車保険料の負担が大きくなってしまった…

こんなとき、ただでさえ事故で迷惑をかけてしまった相手に、翌年の保険料の割増まで背負わせてしまうのは気が引けますよね。

『ドライバー保険』に加入しておくと、友人の車を借りたとき・レンタカーを運転しているときなどでも、あなたがドライバーであるかぎり、補償対象になります。
自分では車を持っていないけれど、友人の車やレンタカーを運転する機会がある、という人にはオススメの保険です。

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